トランプ氏は問題発言が多く、直前までの調査では支持率がヒラリー・クリントンに及ばず、当選する可能性は5%以下とまで言われていました。その過激な発言の影響で当選後、世界のマーケットでは暴落が相次ぎ、日経の株価平均も900円以上暴落しました!!ただし、その後の勝利演説ではトーンがガラッと変わり、調和に向かっていることから、ニューヨーク市場では大きな混乱もなく、逆に株価が上がりました。日経平均も翌日、戻りました。一体何だったのでしょうね?
さて暗殺でもされない限り、来年の1月20日(金)にトランプ大統領が誕生します。気になる日本への影響ですが、選挙期間中に言及されたのがTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、日米安全保障条約、移民対策です。
- TPPは就任直後に抜ける!!
- もっと日本が負担を負わなければ米軍基地を撤退する!!
- 違法移民を国外追放する!!
など、過激な約束をしてきましたが、ここで参考になるのが彼の著書、「The Art of the Deal」。
交渉の入り口として、まずは極端な提案をして、そこから相手に譲歩していき、自分の求める結果を手に入れるそうです。つまり、本気でこれらを達成しようと思っているわけではなく、あくまでいい条件にするための手法と理解すれば、こちらも反対側の極端な提案をすればいいわけです。
早くもスピーチで外国ともパートナーになりましょうと呼びかけていましたね。日本の政治家や官僚の皆さんもぜひ、この本を読んでトランプ式交渉術に飲み込まれないように準備して欲しいです!!(この本、和訳されているのかな?)
ちなみに極端は移民対策でも、合法的にいる人に対しては至ってやさしいです。恐れることはありません。これから入ろうとする人たちは大変になるかもしれませんが、、、
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